反社会学講座
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著者自身の学問に対する絶妙な距離感がかもしだすユーモア |
著者自身の「社会学」に対する距離感がここちよいです。
読んでて笑いながら、実の所、
「自分で物を考える事」っていうのがいかに難しいか
思い知らされるような思いがしました。
このような人はめずらしいと思うので、今までのスタンスを保ちつづけながら頑張ってほしいですね。
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暇つぶしに |
「少年犯罪は本当に増加しているのか」「日本の若者は欧米に比べて本当にダメなのか」等、社会で取りざたされている悲観的なテーマについて、著者が「そんなことはないでしょ!」と、データをもとに切り込んでいきます。著者の言うように、統計は、とる側の作為によって、ある程度意図的な結果をだすことができるわけです。でも逆に言うと、著者自身の主張に使われている統計データにも、著者自身のバイアスがかかってるんじゃ・・・。というわけで、本著を何らかの統計学的な資料にするのはやめたほうがいいと思います。内容は大変ユニークで文章も面白いので、リラックスタイムに、暇つぶしにおすすめします。
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抱腹絶倒! 統計漫談 |
本人も自認している通りこれは「統計漫談」というべき書で、文句なしに面白い!
著者にかかっては、マキアヴェッリの「君主論」も世襲議員と二代目社長の批判に使われる。「世襲の君主は先祖伝来の統治形態を等閑(なおざり)にしないだけでよい、あとは予測できない変事に対してはただ適当に時をかせいでいればよい」。
親が将来こどもに就かせたい職業のアンケートでは常に上位にランクインする「公務員」。「日頃、週刊誌などが報じる公務員の不祥事や官僚の天下りに怒り心頭のみなさんも、自分のこどもには思いっきり甘い汁を吸ってほしいと願う、この矛盾。親子の関係や心情は、統計や理屈では割り切れないのです。家族や親子のあるべき姿、模範や理想像なんてものは存在しないのだという真理に、文学は起源前から気づいています。社会学はいまだに気づく気配もありません」
「銀行・証券会社系シンクタンクにお勤めのスーペーさんたち(超悲観主義者をスーパーペシミストと著者が蔑んでつけた呼び名)の経済予測などこれっぽっちも信じていません。なぜなら、彼らはバルブの崩壊すら予測できなかったのです。一般の人が路頭に迷いかけて政府や自治体から金銭扶助を受けることを『生活保護』というのですが、まったく同じの内容が銀行員に適用されると『公的資金の注入』と名を変えます」
「一年で三兆円スッた年金資金運用基金、3500億円の負債総額を生みだしたリゾート施設の経営、600億円を焦げ付かした厚生労働省の官僚は、年金制度破綻の原因を何としてでも少子化のせいにしなければならない使命を帯びているのです」
社会学の授業で薦められた一冊。注意書きとして「社会学や社会学者を批判しているにもかかわらず、結果的に本書は、非常に優れた社会学の入門書になっている可能性がありますので、ご注意下さい」とある。
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鵜呑みにすることなかれ。 |
昨今のマスコミの主張「キレる若者」、それがいかに捏造されたものであるか、その捏造を生み出した社会学とはどんなものであるか、非常に親しみやすい文体で書かれていて、読んでいて面白い。
「ゲーム脳」やら「キレる若者」論を鵜呑みにして、それらを排除しようとする頭の固い方々にはぜひ、一度読んでいただきたい。
ただし、この本もまた、簡単に鵜呑みにしてはならないだろう。なぜなら、この本もまた、社会学の本だからである。
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面白い、が |
はじめに結論ありき。だから社会学はダメなんだとこの本は言ってます。
少年凶悪犯罪の増加などの主張が、統計のほんの一部のみを取り出した
都合の良い主張であることが良くわかるが、ベースになっている統計自体が、
時代による調査方法や分類カテゴリの変化などにより時系列的な数値比較が
困難である点はどうお考えなのだろうか?
(たとえば犯罪数の増加が、犯罪が増えたことを表しているのか、
取り締まり能力の向上なのか、単に犯罪の分類方法が変わっただけのか、
読み取る事ができない)
この本も社会学の入門書なので、この本の内容もはじめに結論ありきなのかな?
あれれ??


